B型肝炎訴訟を起こす2つのデメリットとは?その解決方法も合わせて解説

B型肝炎訴訟を起こす2つのデメリットとは?その解決方法も合わせて解説

「B型肝炎給付金は受け取りたいけれど、B型肝炎訴訟ってデメリットが多いのでは?」

そのような不安なお気持ちから、B型肝炎給付金請求をためらう方が多くいらっしゃいます。

しかし、実際には、あなたが想像するほどデメリットは多くありません。

そこで、今回の記事では、B型肝炎訴訟の実際のデメリットと、デメリットだと勘違いされやすい点について解説いたします。

また、実際のデメリットについての解消方法も、合わせてご紹介していきます。

今回の記事でわかること
  • B型肝炎訴訟のデメリットは実は2つだけ
  • B型肝炎ウイルスに感染していても自覚症状のない方もB型肝炎訴訟は可能
  • B型肝炎訴訟を行ってもB型肝炎であることを周りに知られることはない

B型肝炎訴訟の実際のデメリットは2つだけ

「訴訟」や「裁判」など、これまでに経験していないことを検討される際には、さまざまなデメリットを想像される方が多くいらっしゃいます。

しかし、B型肝炎訴訟の実際のデメリットを挙げるとすれば、主に下記の2つです。

検査などの費用がかかる

B型肝炎訴訟には、書類取得のための費用や検査費用、訴訟費用などがかかります。

ただ、裁判を起こして国と和解することができれば、B型肝炎給付金とは別に、国から検査費用の一部を支給してもらうことができます。

資料収集や書類作成、検査の受診が面倒

訴訟手続に必要な戸籍・カルテ等の医療記録の資料収集や、裁判所に提出する書類の作成、検査の受診には手間と時間がかかります。

特に、病院への連絡は診療受付時間内に行う必要があり、スムーズに進めるのが難しいと思われます。

弁護士に依頼して、資料収集や裁判所に提出する書類の作成を代わりに行ってもらうことで、あなたの負担を減らすことができます。

B型肝炎訴訟でデメリットと誤解されやすいこと

B型肝炎訴訟のデメリットと思われがちなことの多くは、弁護士にご相談いただくことで解決できます。

以下では、どのようなことが「B型肝炎訴訟のデメリット」と誤解されがちなのかをご紹介していきます。

裁判所に出廷しなければならない

B型肝炎訴訟では、原告(=被害者・本人)・被告(国)の両当事者出席のもとで、原告が和解要件の主張・立証を行う「口頭弁論」や、争点・証拠の整理を行う「弁論準備手続」が開かれます。

そしてご自身で訴訟する場合、原則として、平日の日中に裁判所に出廷する必要があります。

しかし、国を相手に自分で訴訟をすることは、とても勇気がいることですし、口頭弁論や弁論準備手続に毎回出席することは大きな負担となるでしょう。

ですから、「自分で裁判所に出廷するのが怖い」と不安に思うのは当然です。

そういった不安が大きい場合には、弁護士に相談されることもご検討ください。

弁護士に依頼した場合、裁判手続や裁判所への出廷等は弁護士が代理で行いますので、ご本人が出廷のために仕事を休むことや、出廷の準備は原則として不要です。

訴訟したことを周りに知られてしまう

「訴訟を起こすことで、B型肝炎であることや訴訟をしたことを周りに知られてしまうかも…」

そのような心配をされる方も多くいらっしゃいます。

しかし、B型肝炎訴訟は、原則として、訴訟手続が非公開で行われます(非公開の弁論準備手続のなかで審理が行われるケースが多いです)。

また、弁護士には守秘義務があります。そのため、弁護士から全く関係のない第三者に訴訟に関する情報が伝わることはありません。

弁護士費用を損してしまう

「給付金の対象者ではなかった場合、弁護士費用だけかかってしまうかも…」
「弁護士費用が支払えないかも…」

このような不安をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、B型肝炎訴訟業務を取り扱う法律事務所のなかには、法律相談料や着手金などの初期費用を無料や定額にしているところや、和解成立後に給付金を受け取るまで弁護士費用の支払いが発生しない成功報酬制をとっているところもあります。

そういった法律事務所にご依頼されることで、費用の負担をほとんど気にせずに手続を進めることができます。

弁護士費用に不安を感じている方は、法律事務所の弁護士費用について確認してみてください。

アディーレに依頼してデメリットによる負担を軽減しませんか?

ご本人でB型肝炎訴訟を行う場合には、訴訟に必要な資料の収集や、書類作成をご自身で行わなければなりません。

そして、ご自身で訴訟に必要な資料を判断し資料を収集することに負担や不安を感じる方もいらっしゃると思います。

そのような場合に、弁護士に相談することで、訴訟に必要な資料や訴訟に関するアドバイスを受けることもできるでしょう。

また、法律事務所によっては、弁護士に依頼することで、資料収集や書類作成を弁護士に代行してもらうこともできます。

そのため、弁護士に依頼することでさまざまな負担や不安を軽減することができます。

そして、アディーレでは、B型肝炎訴訟において下記のようなサービスをご提供しています。

必要な検査や書類について弁護士がアドバイスします

給付金請求の手続では、血液検査結果報告書や戸籍謄本などの取得が必要であり、これらの取得には費用がかかります。また、血液検査については、必要な検査項目が個別に異なる場合があります。

弁護士にご依頼いただければ、豊富な経験を活かして、必要な検査や書類を的確にアドバイスいたします。

弁護士に確認してから、必要な血液検査を受けることで、検査を受け直す可能性を減らし、余計な検査費用を抑えることができます。

そして、給付金請求に必要なカルテ等の医療記録の取得に迷う心配もありません。

弁護士が資料収集を代行します

B型肝炎訴訟の手続には、集団予防接種等で注射器等の連続使用以外に感染原因がないことなどを示すため、医療記録等や戸籍等の資料が必要になります。

これらの資料をご自身ですべて準備するのは手間がかかりますが、アディーレでは依頼者の方に代わり、資料の収集についても対応をさせていただきます(※)。

過去に通院していた病院が遠方にあったり、複数の病院にかかっていたりする場合であっても、弁護士が病院とのやり取りを代行することで、カルテなどの医療記録の収集を進めることができます。

お仕事をされていて平日まとまった時間が取れない、育児・介護などで遠出が難しいなど、お時間に余裕がない方は、手間や負担を大幅に減らすことができるでしょう。

そして、裁判に必要な書類作成や裁判所での手続も、弁護士に依頼すればすべてお任せできるので安心です。

ご本人でなければ取り寄せられない一部の書類については、取寄せをお願いする場合があります。その際も、サポートを徹底させていただきます。

国から弁護士費用の一部が支給されます

「弁護士に依頼した場合の弁護士費用が支払えるか心配」

このように思われる方がいらっしゃると思いますが、弁護士に依頼して給付金請求の手続を行った場合には、和解時に給付金の4%が訴訟手当金として支給されます。

また、アディーレにご依頼いただいた場合、相談料や着手金がかからないうえ、B型肝炎訴訟の弁護士費用は、和解による給付金を受取り後の後払いとなっております。

ですから、和解までお金の心配をすることなく、請求手続に集中していただくことができます。

まとめ

B型肝炎訴訟のデメリットについて解説しました。

B型肝炎訴訟について「デメリットだ」と想像されていることの多くは、弁護士に相談することで解決、軽減できます。

そして、B型肝炎訴訟の手続で、実際のデメリットとなり得ることは主に下記の2点です。

  • 検査などの費用がかかる
  • 資料収集や書類作成、検査の受診が面倒

ただ、この2点についても、弁護士に依頼することで負担を軽減できる場合があります。

「私もB型肝炎給付金を受け取れるかもしれない」、「受給対象者かもしれない」とお一人でお悩みの方は、一度お気軽に、アディーレにお電話やメールでご相談ください!B型肝炎の給付金請求に関するご相談は何度でも無料です。

監修者情報

大西 亜希子

弁護士

大西 亜希子

おおにし あきこ

資格
弁護士,行政書士(有資格),肝炎医療コーディネーター※
※地域により名称が異なります。
所属
東京弁護士会
出身大学
香川大学法学部,広島修道大学法科大学院,早稲田大学大学院法学研究科(修士課程)

何の落ち度もない方々が、B型肝炎ウイルスに感染し、その本当の原因もわからずご本人やそのご家族が辛く苦しい思いをされてきました。その方々を救済するためにB型肝炎訴訟の制度ができました。おひとりで悩まず、気になることはどんなことでもお気軽にご相談ください。皆様の心の支えになれるよう、常にご依頼者様の立場になって考え、B型肝炎訴訟のお手続きをさせていただきます。

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